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俺はもちろんエッチしたいけど、なんか親とかにバレたらこわいし、まだ童貞だしでなかなか踏み出せなかった
うちはお盆とか年末年始とか、長い間学校が休みの日なんかによくばあちゃんの家へ子供らだけで2週間ほど遊びに行くんだ
もうひとり、中2の従兄弟(タク)がいて、そいつも来る
よく遊んでて仲はいいほうだ
俺が高1になってからの夏休みのこと
3人が寝る場所は同じで、川の字に布団を敷いた
俺、彼女、ヤツの順だ
いちゃいちゃしようと思ったけどタクがいるし…
仕方がないので寝ることにした
だけどなかなか寝付けない
クーラーがないし、窓あけてても蒸し暑い
枕元にあった時計を見ると、もう0時をすぎてた
寝たのは11時すぎ
けっこう夜更かししたなぁ…
だけど眠れない
どうしたものか
「メイ、起きてる?」
小さな声でタクが言った
俺は二人に背を向けてる
「起きてるけど?」
メイがそう返すと、タクは
「こっちこいよ」
「えー…」
「あとでシャワー浴びればいいじゃん?ばあちゃんも寝てるから大丈夫だって」
「うう~ん…」
なんか渋々OK出した
なにする気なんだろう?
イヤな予感がした
後ろでヒソヒソ話してるし・・・
もぞもぞ動いてる感じ
「兄ちゃん寝てるよね?」
メイが言った
「アニキなら寝てるっしょ」
「オケ~」
メイなにしてんだ?
つか、まさかナニしてる?
服は全部脱いだんだろう
布が擦れる音はしなくなった
たまにクスクス笑い声が聞こえる
喘ぎ声だって・・・
ぴちゃぴちゃと音も聞こえる
俺はもう固まって動けなかった
怒りで頭は痛いわ、泣くに泣けない
じっとガマンするしかない
「入れるよ」 タクがそう言うと、メイは小さく声を漏らした
肌と肌がぶつかる音がとても大きく聞こえる
だんだんそのペースは上がっていく
「ん、たっくんっ、たっくん…」
切なそうな声でタクになにかを求める
今度はキスでもしてるのだろうか
その長い長い行為は終わりに近づいてきた
「メイ、出る、いくよ」 メイははぁはぁと息を荒げながら、タクの精を体内で受け止めたようだ
しばらくの沈黙のあと、少し会話を交えてから二人はこそこそと部屋を出て行った
それからどれぐらい経ったんだか静かに部屋に戻ってきた
「……にいちゃんとかには絶対に秘密ね?」
「わかってるってば(笑)」
……
次の日から、タクとメイを避けるようになった
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