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抵抗が薄い娘だったんだけど、さすがにそれは嫌がるようになった。
そこでなぜか毎朝のように手をつなぐようになった。
結局、彼女が(多分)卒業してその路線に乗らなくなるまでの一冬続いた。
アソコに触れた指先より、掌の温もりの方がはるかに気持ち良い記憶。
体から始まる恋心ってのもあるのかな。
彼女の体に毎日のように触れるうちに何か、いとおしさみたいなものを抱くようになってたと思う。
無理やり体をまさぐるより、手をつないで拒否されない方が気持ちとして許してもらってるみたいで心地良かった。
もっとも、もともと彼女は他の何人かの男たちにも痴漢されてたのに、乗車位置を変えるでもなかったので、痴漢に会うこと自体は必ずしも嫌じゃなかったのかもしれない。
だから彼女が手つなぎ痴漢に対して特別な感情を持ってたかどうかはわからない。
待ち遠しそうに手を握り返してくれてたとおもうんだけどね。
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