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意を決してセンター街横の蔵に突入してみた。
だが、予想外に鳴りが悪い。
おば様コール、そしておこづかいコールも多い状態だった。
まずは調査目的も含め長時間潜入となった。
昼から入ってるのにもう夜の8時だ。
電話が鳴る。 「もしもし」
女の子 「もしもし」 若い声だ。 心が躍る。
20才の女の子だった。 ご飯を食べに行きたいとのこと。
待ち合わせは109。
109は知っていたし楽勝だw
109に近づくと、服装そして持ち物が聞いていたのと同じ女の子が待っていた。
しかし!
しかしである!
日本人にはありえない髪の色。 松本人志の付け鼻キャラのような高い鼻。
誰が見ても日本人とは言わないだろうという女の子がそこに存在していた。
女の子の3メートル前で立ち尽くすオレw
「・・・・・・・・・・・・・・」
女の子が近寄る。
女の子 「うふふふ」
俺 「・・・・・・・・・・・・・・」
女の子 「びっくりしたでしょ」
おもいっきりネイティブな日本語だw
俺 「電話で言ってよ!」
女の子 「言ったら来てくれた?・・・・・・・・」
いきなり悲しそうな顔をした。
俺 「覚悟は出来たぞw」
女の子 「そうなんだw」 笑顔に戻る。
「何が食べたい?」
女の子 「お酒が飲みたい!!」
おっ、お酒~!? 当時はまだお酒はほとんど飲めなかった。
でもしょうがない。
俺 「渋谷って詳しい?」
女の子 「いつも来るわけではないけど、少しなら分るよw」
俺 「じゃあ、連れてってw」
居酒屋に入る。
女の子 「ここ、入ったことは無いんだけど、入って見たかったんだw」
俺 「日本は長いの?」
思いっきり核心に迫ってみた。
女の子 「高校生の途中から日本だよ。 おね~さん!生二つね!」
俺 「それにしても日本語うまいね・・・・ 出身はどこなの?」
女の子 「イギリスだよw ねえ、これ美味しそうじゃない?」
俺 「じゃあ、これとこれを頼もう。 今は何してるの?」
女の子 「H大学! 古文を勉強してるんだw オネーさん、これとこれとこれください」
俺 「こ、古文!!!??」
女の子 「そう、大鏡とか。 はい、かんぱーい!」
俺 「イギリス人なのに大鏡ってw 1万歳のじじいが嘘を語るやつ、面白いの?」
女の子 「よく知ってるじゃーんw 文系?」
俺 「いや、理系です・・・ すっごい飲むね・・・」
イギリス人、刺身や魚の煮つけまで食ってやがる・・・・・・・
女の子 「だって美味しいじゃん!」
顔さえ見なければ、渋谷のギャルが話してる様だ。
しかし、目の前にいるのは彫りの深いイギリス人、ちょっとぽっちゃり。
女の子 「しかし、一万歳じゃないよ、バっカじゃ~んw」
女の子はどんどん飲むし、どんどん食うw
10時を廻って、店を出る。
酔っ払った女の子に次の店に連れて行かれる。
外人がたくさんいるショットバーだった。
女の子 「ハイ、チア~ズ!」
周りの外人を含めて会話になる。
とりあえず気合で話す。 正直、早すぎて聴き取れない。 疲れる。
女の子は結構ハイテンション。
女の子 「そろそろお店出る?」
時刻は1時を廻っていた。
女の子 「どうする? 帰る?」
俺 「泊まりにいくよ~w」
女の子 「えっ、やだ! 」
俺 「土曜だからホテルも空いてないよ。 空いてなかったら帰る、空いてたら入る。 いい?」
女の子 「え~!」
もう仕方が無いので円山町へ引っぱっていく。
女の子 「ほら~!空いて無いじゃん!!」
俺 「じゃあ、こっちw」
今は無いのだが、当時はNHKの近くにぼろいホテルがあった。
俺 「すいません、空いてますか?」
受付のおばちゃん 「空いてますよ、チェックアウトは11時です。 おふたり一緒に出てくださいね!!!」
俺 「はい!」
女の子 「・・・・・・・・・・・・・・・・」
俺 「何暗くなってるの。寝る場所が出来たんだよw」
女の子 「違うの!!」
「あのおばさん・・・・一緒に出てくださいって言ったから!!・・・」
俺 「????????????」
女の子 「私のこと・・・・売春婦と思ったんだよ! ムカつく!!」
俺 「わからなかった・・・・・ごめん・・・・・・」
部屋に入るとシャワーは別々に浴びた。
女の子 「覗かないでよ!!!!!! 覗いたら帰るよ!!!」
俺 「はい・・・・・・」
ベッドに二人でもぐりこむと、女の子は明かりを消した。
女の子 「もう寝ますよ!!」
女の子 「襲ったらだめだよ!」
俺 「うん・・」
女の子 「おやすみ」
俺 「じゃあ、おやすみのキス・・」
キスを思いっきりする。
女の子 「もう、寝るの!」
俺 「もう少しおやすみのキスだよ・・」
キスをたくさんして、首から胸にかけて舌を這わす。
女の子から声が漏れる。
陰部に触れるともう濡れていた・・・・
女の子 「襲わないって言ったのに・・・嘘つき・・・・・・・」
女の子はもうその気になっていた。
しかし、俺は戸惑っていた。
日本人の女の子とちがって加齢臭がするのだ。 いわゆる、おばちゃんの臭い。
チンコは痛いほど立っていたので、ゴムを付け挿入した。
感じさせる動きというより、射精するための動きをした。 女の子は感じていたけど、お構いナシに射精。
女の子は不満なんだろうな~と思っていたら、女の子はもの凄い熱いキスをしてきた。
キスの意味は高まった所で終了だったからだと思う。
何かそのあと話はしたと思うんだけど、あまりの眠たさに覚えていない。
時計は5時を差していた。
10時に起きると、もうすでに女の子は起きていた。
女の子 「おはよ~」
俺 「早いねw」
女の子 「お風呂入ろ!」
俺 「・・・・うん」
寝起きに風呂に連れて行かれる。
風呂から上がり、着替えていると
女の子 「今日、これから時間ある?」
俺 「・・・・・思いっきりある」 あまりにも眠いので嘘をついたw
女の子 「じゃあ、これ、私の電話番号! 絶対、電話してね!」
俺 「・・・・・・うん」
女の子が思いっきり俺の肩をツネる。「絶対、電話かけないな、コイツ!」
俺 「するよ!」 嘘をついてしまった。
ふたりは「一緒に出てくださいね」と言っていたおばちゃんにふたりで鍵を返して外に出た。
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